第2回総会

2013年10月13日14日、第2回SAFE総会が大阪梅田にて開催されました。

 
 SAFEメンバーによる失敗症例の原因追及、リカバリーの検討についての講演に加え、トータライザーを使用して会場聴講者の即時アンケートも取り入れて受講者参加型で座長を中心にディスカッションを行いました。

  第1回総会を超えるエキサイテイングな総会になり、大盛況のうちに幕を下ろしました。



2013年10月13日14日大阪梅田クリスタルホールにて第二回SAFE総会が伊藤雄策先生を大会長に迎え400人を超える参加者とともに盛大に行われた。

第一回にもまして演者のヒートアップ?がみられ、普段目に出来ないような貴重なトラブル症例をもとに多く学ぶ事があった内容であった。

また今回トータライザーシステムを使用し、瞬時に参加者のアンケートをとりながらプレゼンを進める試みをし、会場多いに盛り上がった。

終了時の大会長伊藤雄策先生の暖かみと重みのある言葉で第二回総会の幕をとじた。

 

野阪泰弘  『術前診断』抜歯窩は必ず骨性治癒するのか?

       ~開けてビックリでは診断ミスと言われる~

本多正明  『総括』 インプラント治療の将来

平山富興  『ペリインプランタイティス』

       インプラント周囲炎で骨抜きにならないために

奥田裕司  『アドバンス外科』

米澤大地  『基本外科術式』

       縫合部裂開のトラブル

       ~その切開と縫合、自信ありますか?~

中島康     『基本外科術式』

       本当にそのやり方でインプラント周囲炎が治るの?

十河厚志  『審美補綴』

       インプラントの埋入位置による上部構造への影響

山羽徹   『術前診断』

       シミュレーションソフトの落とし穴

       ~診断からガイデッドサージェリーまで~

堀内克啓  『アドバンス外科』

       失敗しないためのサイナスリフトのポイント全て教えます

       あなたのサイナスリフト、それでええの?

松田博文  『アドバンス外科』

畠山善行   ペリオインプランタイティス

赤野弘明   術前診断

貞光謙一郎 『審美・補綴』

十河基文  『術前診断』

丸橋理沙  ペリインプラントタイティスメンテナンス

寺本昌司  基本外科術式

      ちょっと待て!そのドリリング大丈夫?

瀧野 裕行 『審美補綴』

      審美領域における軟組織マネージメント

      ~乳頭はなぜ思い通りにならないの?~

大森有樹 『審美補綴』

      インプラント上部セラミック補綴物の破損とその対策

      ~フレームワークデザインの工夫~

             大会長 伊藤歯科医院 伊藤雄策

 

【略歴】
1975年~1980年
東京歯科大学卒、国際デンタルアカデミー 診療部長歴任

 

1980年~1995年
神戸にて伊藤歯科医院勤務

1995年~
新大阪にて伊藤歯科医院開業

UCLA・USC・スウェーデンにて留学研修を重ね、咬合再構成・審美歯科

インプラント治療を専門とする

 

【所属・資格】

・SJCDインターナショナル常任理事
・OSIインプラント研修会主幹
・アストラテックインプラント公認インストラクター
・南カリフォルニア大学歯学部(USC)ジャパンプログラム講師
・日本顎咬合学会 評議員・理事・指導医
・日本臨床歯周病学会会員 指導医
・ヨーロッパ アカデミー オブ オッセオインテグ レーション学会会員
・オッセオインテグレーション スタディクラブ オブ ジャパンファウンダー
・日本補綴歯科学会会員
・日本口腔インプラント学会会員
・日本再生医療学会会員

         講演者 野阪口腔外科クリニック 野阪 泰弘

        カテゴリー『術前診断』抜歯窩は必ず骨性治癒するのか?
            ~開けてビックリでは診断ミスと言われる~

 

骨結合型インプラントの絶対条件は、正常に生きている骨組織がインプラント体に接して存在していることである。

骨結合は生体の反応で獲得されるため、インプラント体の埋入時に十分な骨が存在していることは成功への近道と考えられる。

しかし、デンタル・パノラマX線写真で抜歯窩に骨が再生されていると診断した症例において、直視下で十分な骨が形成されていない症例が存在し、術式の変更を余儀なくされる場合がある。

また、初期固定が得られない症例では、インプラント体の埋入を断念することがあり、骨造成術などへの術式の変更や追加料金が生じることによって、患者とのトラブルに発展する可能性がある。

当院では、インプラント手術の術前診断として、コーンビームCT (CBCT)で抜歯窩の骨再生を3次元的に評価している。

抜歯後6か月以上が経過した541例を対象に、抜歯窩の骨再生をCBCTで検討した。541例中、抜歯窩にX線透過像が認められたのは47例(8.7%)で、男性18例、女性29例、年齢は35~65歳(平均53.0歳)であった。

X線透過像部を摘出し、病理組織学的に検討した結果、線維性治癒が27例(57.4%)、腐骨形成が17例(36.2%)、残根が3例(6.4%)であったまた、部位別では下顎臼歯部が34例(72.4%)と最も多く、上顎臼歯部が12例(25.5%)、上顎前歯部が1例(2.1%)であった。

本講演では症例を供覧し、抜歯窩が骨性治癒しない原因と骨再生を促進させるための方法について考察する予定である。

さらに、抜歯窩の骨性治癒を前提としているソケットプリザベーションにおける落とし穴についても検討したいと考えている。

<略歴>
1985年 大阪歯科大学 卒業
1989年 大阪歯科大学大学院(口腔外科学専攻)終了
1991年 日本生命済生会付属日生病院・歯科口腔外科医長
1995年 名古屋大学医学部口腔外科学講座・文部教官助手
1997年 大阪歯科大学口腔外科学第2講座・非常勤講師
1999年 神戸大学医学部・非常勤講師
2000年 神戸市立西市民病院・歯科口腔外科医長
2005年 野阪口腔外科クリニック・院長
2010年 名古屋大学医学部・非常勤講師

             講演者 本多歯科医院 本多正明

 

             『総括』 インプラント治療の将来

 

近年、インプラント治療の予後において、インプラント周囲組織のトラブルに注目が集っている。
しかし、インプラント治療は、インプラント外科とインプラント補綴の両方の観点から、術後のトラブルについて考察する必要があり、そのトラブルが感染からなのか、オーバーロードからなのかを診るべきである。そして、インプラント治療のトラブルに対し、このような見方をしていけば、欠損歯列への対応として、インプラント補綴は機能の回復と安定に大きく貢献するであろう。

略歴
昭和45年  大阪歯科大学卒業
昭和48年  日本歯学センター勤務
昭和53年  日本歯学センター退職
昭和53年  東大阪市にて本多歯科医院開設
昭和47年より平成15年  Dr.Raymond Kim(南カリフォルニア大学)に師事

         演者 医療法人 西村歯科金剛診療所 平山富興

              『ペリインプランタイティス』
          インプラント周囲炎で骨抜きにならないために

 

経歴
平成11年   大阪歯科大学卒業
平成11年4月 医療法人 西村歯科金剛診療所 勤務
日本歯周病学会 専門医
日本臨床歯周病学会 認定医
日本口腔インプラント学会 会員
Acadedemy of Osseointegration Active Member
JIADS Study Club Osaka会員
古希の会 会員

 


抄録


近年インプラント治療は、欠損補綴修復における選択肢の一つとして、確固たる地位を築いたといっても過言ではない。しかし、インプラント治療の普及にともない、臨床におけるインプラント関連のトラブルに遭遇する頻度も確実に増加している。

特にインプラント周囲炎は、その原因と対処法がいまだ議論されており、世界的にも明確なコンセンサスは得られていない状況である。

インプラント周囲炎の対処法を考える場合、インプラント周囲上皮のバリア機能は天然歯と比較して劣ることから、まず天然歯周囲以上の質の高いプラークコントロールが重要となる。

また、インプラント周囲炎の治療では、感染源に対する除去療法が主となるが、感染の程度、骨吸収の程度によって難易度は異なる。

さらに、汚染したインプラント表面の汚染除去(decontamination)では、生食洗浄、超音波スケーラー、チタンスケーラー、implantoplasty、各種レーザー療法、薬液洗浄、air-powder abrasionなど様々な手法が紹介されているが、それぞれ効果的であるという報告は出しつつも、1つの手法が全ての手法に関して秀でているという結果には及んでいない。

そこで、本講演では現段階におけるインプラント周囲炎の診断と対処法を整理するとともに、当院における症例を供覧することで、インプラント治療における永続性には何が必要なのか、またインプラント周囲炎にはどのように対処すべきかに関して皆様と一緒に考察させて頂きたいと思う。

              演者 奥田歯科医院 奥田裕司

                『アドバンス外科』
  ソケットプリザベーションにおけるトラブル症例の原因とリカバリーを検証する
     ソケットプリザベーションはインプラント治療に必要?不必要?

 

抜歯をすれば歯槽骨の生理的吸収のメカニズムにより、顎堤は高さと幅を失う、そこに歯周病・根尖病変などの病的な吸収があれば、より多くの顎堤が吸収して顎堤の欠損が生じる。
このような状況下で、補綴治療やインプラント治療を行う際は骨増大術や歯肉再建術が必要になることが多い。演者も同様の手法を学び、大掛かりな骨増大術や歯肉再建術がマネージできるようになった時に満足感を感じていた時もあった。
しかし、多くの患者はこのような骨増大術を回避したと思っている。
そこで、抜歯窩の生理的吸収を抑制して骨増大術を回避できる方法として、2000年前後から、色々なソケットプリザベーションに関する報告がなされ、演者も2003年の後半から  抜歯時にソケットプリザベーションを行うようになり、大掛かりな骨増大術の機会が激減した。
この結果は2003年から2012年のデータをまとめて報告したい。
しかし、私の臨床結果と違いソケットプリザベーションは上手くいかない、結果にばらつきがあると多くの臨床家からの声も聞く。
今回の講演ではトラブル症例を提示し、その原因の検証をして、聴講している先生方の上手くいかないソケットプリザベーション症例の解決の一助になればと考えている。

略歴
1981年 大阪歯科大学卒業 
1984年 大阪市淀川区に「おくだ歯科医院」開設
1995年 大阪市淀川区に「医療法人おくだ歯科医院」移転開設、
1998年 歯学博士の学位受領 歯学博士修得
2009年  大阪市淀川区にインプラント・歯周病治療を主体にした
「医療法人おくだ歯科医院ペリオ・インプラントセンター」移転開設
現在に至る。

             演者 米澤歯科醫院 米澤大地

                『基本外科術式』
               縫合部裂開のトラブル
            ~その切開と縫合、自信ありますか?~

 

1996年 長崎大学歯学部卒業
2000年 米澤歯科醫院開院(西宮市)

 

大阪SJCD 副会長

5Djapan 会員
古希の会 元会長
ヨーロッパインプラント学会(E.A.O)会員
アメリカインプラント学会(A.O.)会員
O.J.正会員
日本顎咬合学会会員
日本矯正歯科学会会員
日本歯科審美学会会員
日本口腔インプラント学会会員

《抄録》
通常の一回法インプラント埋入ではGBR併用時でも解放創でおこなうが、二回法インプラント埋入、GBR併用二回法インプラント埋入、ステージドアプローチで行う垂直骨造成、サイナスリフトなどは閉鎖創で治癒させることが望まれる。
第一症例はサイナスリフト併用GBRを行い、裂開が原因で上顎洞炎を起こしたトラブル症例を提示する。その切開ラインについて検証し、GBRの規模など、症例に応じた適切な切開ラインも検証する。
次に、閉鎖層の成功には減脹と縫合の技術が求められる。不十分と考えられる減脹により裂開したトラブル症例を検証し、正しい減脹は上顎においてはどうか、下顎においてはどうか示す。また症例のその後とリカバリーも供覧いただく。最後に縫合についても裂開を防ぐ縫合の勘所を示してみたい。

            演者 なかじま歯科医院 中島 康

 

                 『基本外科術式』
          本当にそのやり方でインプラント周囲炎が治るの?

 

 

1990年 大阪歯科大学卒業
1990年 鶴見大学歯学部第一口腔外科助手
1992年 ハーバード大学歯学部歯周病科インプラント部客員研究員
1994年 ベルン大学歯学部口腔外科客員研究会
1995年 大阪市あぼ歯科勤務
1998年 なかじま歯科医院開業
2003年 ITI Fellow

 

 

抄録

最近インプラント周囲炎の治療について、多くの報告がなされている。

インプラント周囲疾患の良好な治療成績も示され、プラークコントロールを主体とした適切な対応により治療効果があることも証明されている。

しかしながら、シンプルにプラークコントロールを行うことのみで対応できないケースも臨床上存在する。

インプラント周囲炎はプラークが原因であることは周知の事実であるが、上部構造体の技術的合併症が関連していたり、思わぬ事例によりインプラント周囲を引き起こすことにも遭遇する。

今回、思わぬ落とし穴により発症したインプラント周囲炎の治療について報告する。

                 演者 十河厚志

 

                 『審美•補綴』
          インプラントの埋入位置による上部構造への影響

 

今日のインプラント歯科治療は過去の経験からの学習や、新しい発想を加えることにより、飛躍的な進歩を遂げてきた。時代の流れと共に、天然歯支台による修復と同様、インプラント修復においても術者、患者の双方が求める治療成果の高度化、達成、そして永続的に安定させるための方法を常に模索してきたことが理由ではないだろうか。特に患者が日常目の当たりにする上部構造の口腔内での調和の度合いは、治療の質を評価する値として用いられることが多い。例えば、全てのインプラント治療においての埋入位置や周囲軟組織の状況が理想的であるならば、上部構造の形態を周囲の環境と調和させることは比較的容易いことである。しかし、臨床ではそのような症例ばかりではなく、理想的とは言い難い状況を伴った症例と遭遇することも少なくない。

この度の第2回SAFE総会では既に埋入されたインプラントの埋入位置と周囲軟組織の状況が相応しくない場合、それが上部構造に対しどのように影響するのか。またどのような条件が揃っていれば補綴手技による改善が可能となるのか。さらには上部構造装着後の予知性なども含め、皆様と症例を交えて考察させていただきたい。



略歴
1964   大阪生まれ
1985   大阪歯科学院専門学校卒業
1989   渡米 DenTech International,Inc. 入社
1989   UCLA Medical Center、USC歯学部Associate Faculty にて

      Implant補綴学を習得
1992   帰国  デンテックインターナショナル�鷏設立 社長就任
2001   日本歯科技工士会生涯研修認定講師
2009   大阪大学招聘教員

              演者 山羽歯科医院 山羽徹

 

                  『術前診断』
            シミュレーションソフトの落とし穴
           ~診断からガイデッドサージェリーまで~

《略歴》
1994年 大阪大学歯学部卒業
2000年 山羽歯科医院開設
2009年 大阪大学歯学部大学院歯学研究科入学
2013年 医療法人山羽歯科医院開設

《所属》
日本歯周病学会
日本口腔インプラント学会
日本歯科CAD/CAM学会
大阪大学大学院歯学研究科
K.I.S.S.代表

 

《抄録》
昨今、インプラント治療における術前診断は、CTを用いることで2次元から3次元的な判断が行えるようになってきた。

さらに、術者はこの情報をもとにシミュレーションソフトを用い、CT像にインプラント形状や模型の3Dデータなどを合成することで、より詳細な治療計画を立てることが可能になっている。
しかしながらシミュレーションソフトを使用したとしても、術者がその情報を見落としたり見誤ってシミュレーションを行えば、予定どおりの手術を行うことができないというトラブルを引き起こす事が考えられる。

また、シミュレーションをもとに行うコンピューターガイデッドサージェリーにおいては、不適切なシミュレーションがそのまま埋入位置に反映されるばかりでなく、従来の手術とは異なる特有のトラブルが生じることもある。

そこで、本講演ではシミュレーションにおける落とし穴とガイデッドサージェリー特有のトラブルについて文献的検証を交えながら考察したい。

             演者 中谷歯科医院 堀内克啓

 

                『アドバンス外科』
        失敗しないためのサイナスリフトのポイント全て教えます
          ―あなたのサイナスリフト、それでええの?―

 

 

《略歴》
1981 年  大阪大学歯学部 卒業
1981 年  奈良県立医科大学口腔外科入局
1992 年 同上   助教授
1999 年 同上   助教授 退職
1999 年 中谷歯科医院副院長 
2005年  大阪大学歯学部臨床教授
2007年  長崎大学歯学部口腔外科学非常勤講師
2009年  中谷歯科医院院長 現在に至る
2012年  岩手医科大学歯学部補綴・インプラント学講座非常勤講師

《所属学会》
日本口腔外科学会(指導医、専門医)
日本顎顔面インプラント学会(指導医、専門医)
日本口腔インプラント学会(専門医)
日本歯科麻酔学会(認定医)

《抄録》
サイナスリフトは、1980年Boyneによって報告され、従来は腸骨や下顎骨などの自家骨移植が用いられていたが、術後治癒過程が解明されるにつれ、最近では自家骨を用いず、HA、β-TCPなど生体材料やBio-Ossなどの異種移植材のみを填入する方法、あるいはグラフト材を用いない方法が一般化し、口腔外科専門医でない一般開業医にも広く普及した術式となった。 

しかしながら、知識不足、誤った術式や手技の不慣れに起因したトラブルが多く、またそのトラブルシューティングにも精通していないことから、医療訴訟につながる可能性の高い術式である。

その中でも上顎洞粘膜穿孔(sinus membrane perforation)に起因するものが最も多く、かなり熟練した口腔外科医であっても、上顎洞隔壁、根尖の上顎洞底部突出等の多様な要因により症例の約20%で上顎洞粘膜穿孔が起こると言われている。

本講演では、上顎洞粘膜穿孔を起こさないための骨窓の設置方法・上顎洞粘膜剥離のポイント、上顎洞粘膜穿孔の最大の要因である上顎洞隔壁の処理法、そして上顎洞粘膜穿孔の対処法について解説する。

また、上顎洞炎を伴った症例のサイナスリフトをどのように考え、どのように実践するかについても言及したい。

             座長 松田歯科医院 松田博文           
                『アドバンス外科』


奈良県宇陀市開業 

略歴
1967年 奈良県生まれ
1992年 大阪歯科大学卒業
1996年 奈良県立医科大学大学院終了
松田歯科医院 院長
口腔インプラントセンター奈良 所長
奈良県立医大口腔外科 非常勤講師、博士研究員
OSIアストラテックインプラント研修コース講師
OSI Study Club 副会長、大阪支部長
SAFE(Sharing All Failed Experiences)会員
AO Active Member

              座長 PIO 畠山歯科 畠山善行

               ペリオインプランタイティス

略歴

1979年 大阪歯科大学卒業(23期) 
大阪歯科大学歯周病学講座 入局
1979年 大阪歯科大学歯周病学講座 退職
1982年 ボストン大学ゴールドマン歯学部大学院歯周病科卒業
サーティフィケート取得
マスター・オブ・サイエンス取得
1982年 帰国 畠山歯科医院勤務
1988年 JIADS 講師
1992年 PIO 畠山歯科開設 現在に至る
2002年 CIS (臨床インプラント研究会)講師

所属
日本臨床歯周病学会会員 
日本臨床歯周病学会会員指導医
米国歯周病学会会員

            座長 赤野歯科クリニック 赤野弘明

                  術前診断

略歴
1990年 大阪大学歯学部卒業
1990年 南歯科勤務
1994年 ペンシルバニア大学歯周補綴科留学
1995年 PIO 畠山歯科勤務
1997年 堺市にて赤野歯科クリニック開設
1997年 CIS(臨床インプラント研究会)講師

所属
American Academy of Periodontology
Academy of Osseointegration
European Association for Osseointegration
国際外傷歯学会

             座長 貞光歯科医院 貞光謙一郎

                『審美・補綴』座長

 

平成元年 朝日大学 歯科学部 卒業
同年   歯科医師免許取得
同年    同大学 大学院 補綴第二講座 入局
平成4年 同大学 同大学院 同講座 博士号習得
平成9年2月 貞光歯科医院を開院


現在     上記学会活動をしながら、歯科専門誌に学術発表や講演会を行う。

               座長 i CAT 十河基文

                 『術前診断』

 

             講演 歯科衛生士 丸橋 理沙

          ペリインプラントタイティスメンテナンス

 

         インプラントのメンテナンスで何ができるの???

 

略歴
新大阪歯科衛生士専門学校卒業
伊藤歯科医院 勤務
OSI ライブオペアシスタント担当
名古屋臨床補綴コース研鑽
退職後
渡米
Dr. Roy. Dr. Bach Le. Dr. Z. Home. Dr. J Kan オフィスにて研鑽


現在 フリーランスにてスタッフ教育、インプラントオペの介助、

メンテナンスで活動中

 

           演者 寺本デンタルクリニック 寺本昌司

 

                  基本外科術式
            ちょっと待て!そのドリリング大丈夫?

 

略歴
1987年 大阪歯科大学 卒業
1994年 大阪歯科大学大学院(口腔外科学専攻)終了
1994年 大阪歯科大学口腔外科学第1講座・非常勤講師
1996年 京都市寺本歯科医院勤務
2005年 寺本デンタルクリニック開設

所属
K.I.S.S. (Kansai Implant Study Society) ファウンダー
OJ 理事
AO 会員
AAP 会員
日本口腔外科学会
日本口腔インプラント学会
日本歯科麻酔学会
日本歯周病学会
日本臨床歯周病学会

 

インプラント治療は、欠損補綴の1オプションであり、治療結果の良否は補綴物の機能性、審美性および永続性で評価される。そこで、最終補綴物を考慮した補綴主導型インプラント治療が提唱されてきた。しかし、インプラント治療には必ず骨のドリリングからインプラント体の埋入という外科処置が伴い、埋入したインプラントのポジションに上部構造の形態(インプラント治療の成功)が左右される。

計画したポジションにインプラント体を埋入するには、スターティングポイントやドリリングの角度および深度が適正でなければならない。

さらに、顎堤の形態や残存歯の位置に惑わされることなく、骨の熱傷に注意してドリリングし、適正な初期固定を得なければならない。そのためには使用するドリルの特性、不均一な骨質におけるドリルの挙動、そして使用するインプラント体のセルフタップ能などを把握している必要がある。

以上のような点を踏まえ、ドリリング時のトラブルとその防止あるいはリカバリーについて、参加される皆さんと活発にディスカッションしたいと考えている。

         講演 医療法人裕和会 タキノ歯科医院 瀧野 裕行

 

                 『審美•補綴』
            審美領域における軟組織マネージメント
            ~乳頭はなぜ思い通りにならないの?~

 

インプラント治療は技術の進歩とともに患者側の要求度も高まり、特に前歯部においては高い水準の審美性が求められる時代になった。

同時に審美領域におけるインプラント周囲のトラブルも増加している。

上顎前歯部のインプラント治療において隣在歯との調和をはかり、左右対称性・適切な歯頸ライン・歯肉の豊隆・歯間乳頭の高さなど、健全な天然歯に見られるような自然美を再現することは容易ではない。

さらに唇側歯槽骨の薄さ、抜歯による歯槽堤の吸収度合いの大きさなどが要因で、その難易度を高くしており失われた審美と機能、清掃性を回復し治療結果の長期的維持(Longevity)を達成するには、硬・軟周囲組織のマネージメント が必要不可欠なものとなる。

しかしそれらは硬組織の再生量や軟組織の退縮、歯間乳頭の喪失など、予測通りの治療結果とならないことも多い。

時にはマネージメントのための手術が術者の意に反して不可逆的なダメージを受けることも考えられる。

今回、ティシュマネージメントにおけるトラブル症例を提示し、その原因とリカバリーについて検証する。

 

略歴    
1991 朝日大学歯学部卒業
1995 タキノ歯科医院開設
2006  医療法人 裕和会 タキノ歯科開設
・朝日大学歯学部 非常勤講師(歯周病学講座)
・JIADS講師(ペリオコース・ペリオインプラントアドバンスコース)

学会
日本臨床歯周病学会 認定医
日本口腔インプラント学会会員
日本歯科審美学会会員
AAP会員
AO会員

スタディクラブ
ジアズ スタディクラブ大阪 会長
NGSC副会長
O J正会員

             演者 大森歯科医院 大森有樹

 

                  『審美•補綴』
        インプラント上部セラミック補綴物の破損とその対策

             ~フレームワークデザインの工夫~

 

<略歴>
1999年 福岡県立 九州歯科大学歯学部 卒業
2005年 大森歯科医院 開設
2008年 ストローマンインプラント講師
2010年 大阪SJCD 理事
2011年 ITI講師
2012年 大阪SJCDレギュラーコース 講師

<抄録>
近年インプラント治療は著しく発展し、生物学的かつ審美的に予知性の高い結果を得ることができるようになってきた。
その一方インプラントの普及とともにインプラントの合併症も多く発生し、その検証もなされるようになってきた。
治療後しばらく経ってから発生する合併症は生物学的合併症と機械的・技術的合併症が主であるが、インプラント周囲炎に代表される生物学的合併症に対しては、さまざまな研究がなされ対策も講じられるようになった。
しかしながら、脱離・破折・スクリューの緩みなどの機械的・技術的な合併症への対応や予防に関してはエビデンスも少なく、われわれ臨床家が苦慮するところである。機械的・技術的な合併症は基本的に力によって発生する合併症であるために、力のコントロールが重要と考える。
今発表では、力のコントロールのひとつである構造力学的配慮ということで、補綴物のフレームワークデザインについて日常臨床で取り入れている方法を供覧する。